お客様の声
お客様の声:大阪ブルテオン様
大阪ブルテオン
- 翻訳サービス
- MyサイトAI翻訳プレミアム
- サイトタイプ
- 英語,フランス語,スペイン語,タイ語,インドネシア語
- 業種・業界
- スポーツ
導入事例インタビュー
大阪府枚方市を拠点に活動する男子バレーボールクラブの
名門「パナソニック パンサーズ」は、新リーグ「SV.LEAGUE」(2024年10月スタート)を見据えたリブランディングの一環として、「大阪ブルテオン」へと改名されました。クラブの最新情報を発信するオフィシャルサイトには、2023年から「MyサイトAI翻訳プレミアム」を導入していただいております。
今回は、弊社サービスの導入に至った経緯やクラブの今後の展開について、ファンディベロップメント課の松岡様にお話を伺いました。
自動翻訳サービス導入の経緯
―クラブが多言語化に力を入れている背景についてお聞かせいただけますか?
松岡様:私たちが多言語化に取り組んでいる理由は、単に国際的なファンに対応するためだけではなく、競技力を含めたクラブの価値をさらに広く知らしめたいからです。日本のバレーボール界全体を見ても、まだまだ成長の余地がありますし、私たち自身もまだまだ成長できると思っています。
―「MyサイトAI翻訳プレミアム」の導入に至った経緯についてもお聞かせください。
松岡様:多言語対応を実現するために、まずさまざまな翻訳サービスを調査しました。いくつかの主要なサービスを比較し、それぞれの利点とコストを検討しました。クラブとしては、すべての言語に対応するのは現実的ではありませんので、初期段階では主要な言語に絞って、試験的に導入する形をとりました。また、他のスポーツクラブ、特にJリーグの各クラブが積極的に多言語化を進めている事例があったので、それを参考にしました。コスト面と実用性を重視しながら、段階的に展開していくことで、クラブにとって最適な形を模索しました。
自動翻訳サービス導入後の効果
―「MyサイトAI翻訳プレミアム」を導入されてから、具体的な効果は見られましたか?
松岡様:海外でのイベントや試合があると、瞬時に現地からの閲覧数が増えたり、SNSでも海外のフォロワーや外国語でのコメントが増えていますね。これは、公式サイトやSNSの多言語化によって、現地のファンがアクセスしやすいものになったからこその相乗効果だと思います。
―ありがとうございます。他にも、多言語対応において課題と感じていることはありますか?
翻訳の精度向上は常に意識している部分です。過去の経験やファンとのやり取りを通じて、より正確で自然な翻訳ができるように日本語の文章を考えています。単純な機械翻訳では難しい部分も多いと思われますが、その点は辞書機能を備えている「MyサイトAI翻訳プレミアム」が、私たちの日本語を上手く訳してくれています。
―弊社では翻訳スタッフによるチェック体制も整えておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。
リブランディングの背景と経緯
―次に、リブランディングについてお聞きしたいのですが、SVリーグへの参入に伴ってクラブ名を変更することになった理由を教えていただけますか?
松岡様:SVリーグは世界最高峰のバレーボールリーグを目指し、それに賛同したクラブが集まる新しいリーグです。我々もその一員として、グローバルと地域密着(グローカル)の両方を重視する必要がありました。また、これまでの「パンサーズ」という名前は、国内外で他のクラブが使用しているため、独自性が薄れていました。
―確かに、検索すると他のチームもヒットいたしますね。
松岡様:米国のアメリカンフットボールチーム(NFL)やアイスホッケーチームでも「パンサーズ」の名称が見られます。なお、地域を大事にし世界を目指す我々には、より広く深く地域に根ざすことを表わす新しい名称が求められていました。だから、「大阪」を冠にし企業名を外したのです。
新チーム名の候補は数百件!
―新しいクラブ名の選定は、どのように行われたのでしょうか。
松岡様:新しいクラブ名の決定には、クラブ運営スタッフだけでなく、選手や監督、さらに一部のOB選手の意見もヒアリングしました。候補名は数百件にのぼり、クラブへの想いだけでなく商標や発音のしやすさなどの観点も考慮し候補を絞り込んでいきました。最終的には、みんなで一致して決定した名前が採用され、選手たちも新しい名前に自信を持って取り組んでいます。
―それはすごい数の候補でしたね。「ブルテオン」という単語にも特別な意味があるのでしょうか。
松岡様:パンサーズから続くチームカラー、世界がつながる、持続可能なバレーボールクラブになるという想いから「Blue to Eon」(永遠なる青)という意味を込めて「BLUTEON」、これからも広く地域共生を目指していきたい願いから「大阪ブルテオン」としました。
―由来を伺うと、より一層愛着が増しますね。とても素晴らしいクラブ名だと思います。
松岡様:ありがとうございます。
―最後に、クラブの今後の目標についてお聞かせください。
松岡様:私たちは単に「ナンバーワン」を目指すだけでなく、唯一無二の存在、「オンリーワン」を目指しています。地域のファンだけでなく、世界中のファンにとって特別なクラブになりたい。そのためにも、今後も選手、スタッフ、そしてファンと一緒に成長していきたいと考えています。
―素晴らしいビジョンですね。ぜひ、微力ながらお力になれればと思います。
今後とも、大阪ブルテオンのご活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。
松岡様:こちらこそ、ありがとうございます。今後もクラブの活動にご期待いただければ幸いです。
会社紹介
スポーツを持続可能な存在にするため2022年4月1日に発足し、大阪ブルテオン、埼玉パナソニックワイルドナイツ(ラグビー)、ガンバ大阪(サッカー)の強化と運営、興行などを手掛けています。またパナソニック野球部、パナソニック女子陸上競技部の運営を受託し、チームの強化を行っています。
画像提供:大阪ブルテオン